月の歴史を語るノーチラス 3
最近では、日本の水族館でも飼育に成功しているので、生きた姿を見ることも可能になりました。
・・・オウム貝の面白さは、これだけではありません。
なんとオウム貝の殻の生長は、どうやら月の運行と関係があるらしいことがわかってきて、しかも、古い化石から、月が今よりずっと地球に近く、少ない日数でめぐっていたという不思議な事実までわかったんだそうです。
これを研究したのは、アメリカ、プリンストン大学の地球物理学者ピーター・カーン博士と、コロラド州立大学のスプアン・ポンピー博士。
2人は、まずナウム貝の殼に、貝殻の生長を示す縞がら模様があり殻の内部に仕切り膜のような隔壁があるのに目をつけ、この殻をしらべてみると、一区画ごとに30本の模様があって、ちょうど月の公転周期と一致しているのに気が付きました。
2人は、これはオウム貝め生長が1日ごとに縞模様をつくりだし、1ヶ月で部屋を仕切る隔壁をつくってゆくと考えたわけです。
・・・なぜこんなことになるのか、そのあたりの生態や生長の仕組みは今一つよくわからないのですが・・・
2人はさらにこれを化石で産するオウム貝の殻で数えてみたのです。